スカボローフェアとハーブたち
 
  
 「Are you going to Scarborough Fair」
 サイモンとガーファンクルが美しいメロディーで歌っている「スカボローフェア」の歌詞です。この曲の原曲はイギリス民謡で、ラ・ヴァーズ・タスクまたはジ・エルフィン・ナイトとも呼ばれ、メロディーも詩もいく通りもあります。イギリス民謡集ではスカボローフェア(スカーバラの縁日)と紹介されています。サイモンとガーファンクルのアルバムでは、この歌に戦死した少年の物語を歌った曲をアリアとして組み合わせています。
  「スカボロ−の市に行くのかい  パセリにセージにローズマリーにタイム 
  そこに住むあの人によろしくと言ってくれ  かつて本気で愛した女(ひと)なんだ」
 スカボロ−の市で売られているハーブの名前の中にローズマリーという女の人の名前も織り込み、寄り添うように歌われる反戦の歌が聞く人の心を打つのでしょう。だいぶ昔になりましたが、何度もテープを回し英語で歌えるように練習しました。そのおかげでまだ頭の片隅に歌詞が残っています。その頃パセリは分かるけれど、セージ、ローズマリー、タイムはなんなのだろうと思っていました。ハーブと出会い、なるほど君たちのことだったのねと感激しました。「スカボロ−フェア」と名づけてこの4種の寄せ植えを作り料理に取り入れ楽しんできました。
 パセリはもうお馴染みのハーブです。最近ではイタリアンパセリもだいぶ知られてきました。セージは肉料理によくあいます。ソーセージやハンバーグなどに入れると、味が引き立ちます。ローズマリーは数あるハーブの中でも、香りも効能も印象的なハーブです。脳を刺激するような独特の香りです。タイムは常緑の小低木でスパイスとして利用されます。スカボロ−フェアのハーブたちは料理の腕をあげるキッチンハーブの代表選手たちです。
(02.10.2)