ハーブ湯でリラックス
 
 温泉大好き、秘湯めぐり大好き、日帰り温泉も大好きな私とパートナーは、時間があれば湯につかりに出かけます。自然の温泉が最高ですが、時々沸かし湯の場合もあります。「ハーブ湯なんですよ」などと言われて、喜んでお風呂に行ってみると、なんと真紫のお湯にすごい匂いのするハーブ湯もどきのこともあるのです。本日の湯は「ラベンダー湯」との表示。本物のラベンダーを使えば、色はあまりよくないでしょうが香りは最高で、身体にも心にも優しく働きかけてくれるハーブ湯になるのにとがっくりしてしまいます。着色剤、人工香料たっぷりのお湯では落ち着いてお湯につかってはいられません。
 ハーブ湯といっても、難しく考えることはありません。私たちが昔からなじんでいる、端午の節句の菖蒲湯や冬至の日に沸かす柚子湯を思いうかべればいいのです。つまり、身体のためによいハーブを入れた、香りのお風呂ということです。古今東西、だれからも愛された入浴法なのです。ハーブ湯は気持ちがいいだけではなく、いろいろな薬効があります。血行をよくし、肌につやを与え、全身をリラックスさせて疲れをとりさってくれます。
 ハーブ栽培を始めたばかりの頃、「今日はハーバルバスよ」とたくさんの生のハーブをお風呂に入れました。お風呂から上がった家族はだれも口をきいてくれません。お風呂に入ってびっくり。まるで野菜のゆで汁に入っているような、青臭い匂いだったのです。それからは、ミントなど葉のものはドライフラワーにしてからお風呂に入れています。青臭さが取れて、メントールの香りだけがしてとてもいい香りになり、さっぱりした湯上り感がします。ローズマリーは、森を思わせるような香りで身体全体を元気づけてくれます。ガーゼで小袋を作り、お気に入りのハーブを入れ、湯に浮かべるだけで楽しむことができます。もっと香りを楽しみたい人は、鍋にハーブの袋と水を入れてコトコトと煮出し、濃い浸出液を浴槽に入れ楽しみましょう。
 今年もあとわずか、今年の疲れハーブ湯で取り去り水に流しましょう。
(02.12.18)