バジリコを育てよう!
 
 夏だ。バジリコの季節です。自称バジリコ普及会会長の私は、バジリコを育ててみませんかと、農園を訪れるお客さんに呼びかけています。ほとんどのハーブが英名で呼ばれていますが、バジリコはイタリア名で英名のバジルと共に親しまれています。数あるバジリコの仲間の中で、最も代表的なものはスィートバジリコです。緑色のつやつやした葉にはクローブに似た濃厚な香りと、きりっとした刺激があり、「ハーブの王様」と各国でいわれるほど料理を引き立てるすばらしい香りが特徴です。他のハーブや野菜が夏の暑さでしおれている時でも、さすがインド原産のこのバジリコは元気で旺盛に育ちます。摘芯と花芽を摘むことを繰り返しながら、こんもりとした草姿に育てることがポイントです。1ヶ月に2,3回液肥を施し、鉢でも畑でも日当たりさえよければ誰にでも育てられます。トマトと抜群の相性で、露地栽培のトマトがおいしくなる7,8月はバジリコも旺盛に生育する時期です
 初めて使ってみようという場合は、冷えたトマトジュースに小さな葉を一枚浮かべて飲んでみるか、冷えたトマトを切ってバジリコを手でちぎり、粗塩でさっとあえる簡単おためしをお勧めします。絶妙のハーモニーに気づくことでしょう。次はトマトのサラダ、パスタ類、サンドイッチ、卵料理、肉、魚介類、スープなどにどんどん用いてみましょう。
 ぜひ、夏に一度お勧めしたいのがジェノバペーストと呼ばれるバジリコソースのパスタです。バジリコの葉をたくさん使い、ガーリック、パルメザンチーズ、マツの実、オリーブオイル、塩コショウをミキサーに入れセットし、パスタを茹でます。茹で上がり一分前にスイッチを入れ緑色のペーストを作り、茹で上がったパスタにからめいただきます。このペーストはパンや、なすの料理につけてもおいしいものです。ぜひお試しください。
(02.6.18)