リンゴにシナモン!

暖かな日差しは春です。雪もどんどん解け、ハーブ畑のあちこちが顔を出してきました。果物の木を剪定したり外の仕事も少しずつ始まっています。運動不足の冬、毎年天気のよい日は歩こうと心に決めるのですが、今年もしっかり冬眠してしまい、体重増は例年より大です。自分ではコントロール不良の食いしん坊なので、いつも何かおいしいものを作っています。パートナーと息子たちからは「肥大なる母」「我が家のトド殿」などと罵倒されていますが、私がおいしいものを追求しなくなったら人生終わりだと居直り、今はリンゴのジャムや焼きリンゴ、アップルパイを作っています。昨年秋に送ってもらったリンゴは、自分で出すエチレンガスで過熟しサクサク感がなくなってきました。こうなってきたらひと手間かけるとおいしいリンゴに変身します。リンゴの芯をくり貫いてバターと砂糖とシナモンパウダーを詰め、オーブンで焼けば熱々の焼きリンゴの出来上がり。シナモンの甘く心地よい刺激的な香りが部屋いっぱいに広がり、香りのごちそうも味わえます。アップルパイも市販の生地を買って置くとすぐ作れます。シナモンは日本ではお馴染みのスパイス、リンゴととても相性があうのです。
 シナモンの原産国はスリランカ。クスノキ科の常緑樹です。スパイスに使われるシナモンは、この樹皮をはぎとってから一日発酵させ、外側のコルク質部分を取り除いて天日乾燥させたもので、はぎとる回数を重ねるにしたがいその質も上がります。シナモンスティックはこの良質の樹皮を手で巻いてから乾燥させたものです。日本には中国から古くに伝えられ、ニッケやニッキなどと呼ばれ、八ツ橋やあめなど多くの伝統和菓子に使われたり、漢方薬として処方されたりして親しまれてきました。効用は解熱、鎮痛、発刊作用があり、体を温める効果があります。風邪にはシナモンミルクがいいようです。
(03.3.5)