自分流でリースを作ろう!
 ヨーロッパや北アメリカで、古くから幸福と幸運を呼び込むと言い伝えられているのがリースです。各家庭ではクリスマスに限らず、シーズンに合わせてさりげなくリースを飾って楽しんでいます。飾る場所もドアだけでなく、階段の手すりに、リビングルームの壁に、キッチンに。
 リースの歴史は古く、発祥は古代ギリシアのオリンピック、勝者に贈った月桂樹やオリーブで作った輪だと言われています。名誉と勝利、平和のシンボルとして頭上に飾られたのです。
そのリースは時代とともに変化していきますが、意味は冠のことです。月桂樹の冠も、国王の宝石をちりばめたクラウンもリースから発祥したものです。
 リースにはまた、使用した素材や色によってメッセージが込められています。クリスマスの場合は風の吹きすさぶ冬でも、葉を落とさず実をつける常緑樹のヒイラギ、モミ、スギなどは永遠の命を。実やリボンの赤は人間の罪を救うために流したキリストの血の色を。金色は希望を、白は心の清純さをそれぞれ表してしています。とくに冬のドアリースは香りの植物と先のとがった葉で作り、魔よけのために入り口に取り付けられたようです。さらに、リースの輪は、また戻ってくるという意味もあり、永遠、不滅そして幸福と幸運のお守りとされています。                                     
 日本でももうリースはお馴染みになっています。我が農園でも、夏にせっせとドライにしたハーブを使いリースつくりを始めました。一年中楽しめるルームアクセサリーとして自由に、自分の感性で楽しく作ることがいいようです。素材もラベンダー、セージ、オレガノ、ヤロウなどのハーブ類や、千日紅、ヘリクリサムなどの花類、コシヒカリの稲穂、ワタの実、とうがらし、とうもろこしなどいろいろあります。食いしん坊の私は、ポップコーンやキャンディーのリースも作ります。自分流でリース作りを楽しんでいます。
(02.10.23)