冬に食べよう! ロケット
 ロケット。宇宙に飛び立つものではありません。このおもしろい名前の植物はいろいろな名前をもっています。学名でエルーカ、イタリアではルッコーラ、英名ではサラダロケット、ガーデンロケット、和名キバナスズシロと呼ばれています。イタリア料理のレストランでよくお目にかかります。ダイコンの葉に似ており、切れ込みがはいった葉をしていいます。ピリッとした辛みとゴマの風味が特徴のアブラナ科の植物で、丈夫で栽培しやすい一年草です。最近ではスーパーマーケットで水耕栽培のものが売られています。地中海沿岸地域原産ですが、日本でも良く育ちます。盛夏を除いて3月から10月まで時無しに種をまいて収穫できます。家庭では、春播きは虫さんが半分以上食べてしまいますが、秋播きは虫もつかず、冬の緑黄色野菜として重宝します。私は10月の日曜日には毎週プランターに種蒔きをしています。3,4日でかわいい芽が出てきます。間引きしプランターに5〜6株残すと、約60日で収穫できるようになります。寒くなってきたら家の中に入れ、窓際に置いて光を充分に当て育てます。こんもりした株になったら、外側から葉をはさみで切り取り利用します。生長点を傷めなければ、長期間利用できます。
 翌年夏に70センチくらいの高さになり淡黄白色の十字花をつけます。その後たくさんの種が実り収穫、10月になったらこの種を播きます。ロケットの種は自給自足できますよ。
 やわらかい葉をサラダで食べるととてもおいしいものです。あちこちで開催する料理教室の時サラダで食べますが、みなさんおいしいし食べやすいと好評です。スープに浮かべたり、さっとゆでてお浸しにしてもちょっと変わった風味が楽しめます。西洋産のハーブのなかでは日本人に親しみやすい風味といえるでしょう。
(02.10.16)